俳優Mahoと、日頃から美・健・攻に努める10人の仲間たちのNYサバイバル生活。New York based actor Maho Honda's official blog!


by zhensui-maho
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やまとくんの安楽死

やまとくんは、公園の草むらの中でジタバタしているところを発見され、つれて帰られた。

飛べないハトだ、こりゃたいへん!

立ち入り禁止の柵をよじ上り、何度目かのトライでパフッとつかむと、羽毛のやわらかさにはっとした。まだ巣だって間もない若いハトだった。

捕まえたのでほっと一息。我に返って後ろを振り向くと、片方の靴ははるか遠くに脱げており、メトロカードを取り出したままだらしなく開いていたバッグから飛び出した化粧品やらなんやらが、緑の草の上に散らばっていた。

ちょうどみんな夕方のまったりムードだったからか、ヴィッキーの身ぐるみ振り乱した一世一代のハンティングに気づく者はいなかった(たぶん)。

それでも一応人の目が気になるので、このハトを洋服の中にいれて持って帰った。

お家を準備してさぁ入れよう、と取り出してみると、なんと目をつぶっていた。人間の胸ぐらで眠るなんて、いい度胸だ!と思うと同時に、ものすごく衰弱しているのかと心配になった。

頭のてっぺんを見るとかさぶたがあり、そのせいでギャル男風に毛が立っていたので、いかにも”やまと”っぽい。「やまとくん」と命名したのはこのときだ。


やまとくんは、とても人懐っこかった。

一日経つと、ちょっと元気になり、巣立った一人前のハトのくせにエサをおねだりした。

ごまめが始めは”さん”付けで呼びたくなるくらいよそよそしかったのに対して、やまとくんはとても無邪気でかわいい。


やまとくんは、足が麻痺していた。

そのためにまったく飛べなかった。診察に連れて行ったWild Bird Fundでも、原因がよくわからなかった。おそらく、事故だろう。

頭はもう治りかけだったので、飛べないところを他のハトにつつかれて邪魔者にされたときにできたものだろうということだった。

エキスパートHによってAPRCに引き取られ、毎日注射をしてもらうことになった。


やまとくんは、日に日に小さくなっていった。

注射でよくなる気配がない。それどころか、元気がなく、目をつぶってうとうとしている回数が増えた。

触るとかろうじて反応があった足も、もはや白っぽく変色し、血が通っていないようだった。終いには、エサを食べるときも力なく横からつつくようになった。

ワイフKは「ストレスのせいで、PMVが出てきたかもしれない。」と言った。

※PMV=まだ明らかになっていないのだが、免疫力が下がったときにでてくるウイルス性の症状で、ヘルペスのようなものだと思っている。

こないだのWBFで、飛べるようになる見込みのないハトは,安楽死の可能性も考えておいてください、と言われていた。

いやな予感がした。


やまとくんに、決断が下された。

これがレッド(鉛)中毒なら、治せる。最後の望みをかけた鉛検査では、期待もむなしく何も検出されなかった。

やまとくんを助ける術はもうなにもなくなった。

日に日に命の火が小さくなっていく苦しそうなやまとくんをみていられず、安楽死が最善だと勧められた。最後まで見届けてやるのが、レスキューしたわたしの責任だと思った。

抱き上げると、ポワポワの羽毛はそのままで、すごく軽くなっていた。目をつぶり、首もだらりとうなだれて、意識がもうろうとしていた。

やまとくんに注射針が差し込まれ、ピンク色の液体が入っていった。

「死に際にハイになって暴れたり、動いて薬を吐いたりするからしっかり押さえていてあげて」と言われていたけれど、やまとくんはまったく動かず、とても気持ち良さそうな顔で眠るように亡くなった。

あぁやっと肩の荷が下りた…と言わんばかりに。


やまとくんが、ただの小さなポワポワのかたまりになった。

トクトクという音が消えたやまとくんの体は、3分前までは動いていたのが不思議なほど静かで、まるでよくできた作り物のようだった。

最近はipadやなんやのおかげでで多くの人が認識しているけど、生き物には電気が絶えず流れている。その電気は、目には見えないけど、生き物同士が肌で感じ取って反応し合っているんだと思う。

身にまとう電気の量が多い人は、いろんな人の電気を引きつける。まさにこの電気が、”オーラ”と呼ばれるものなのだろう。

「オーラの泉」で有名な井原さんもそうだが、昔から占い師の職に付くような人たちは、他人の電気をものすごく敏感に感じ取ることができるのだろう。

死んで電気が流れていない体というのは、生きていたときのそれとは似ているようでまったく別物だなぁ…と、冷静に考えている自分がいた。

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保護2日目の、立てないけど無邪気なやまとくん。


命は、ざっくり分けると、精神(魂)と肉体でできている。

形ある肉体の生死は明らかだが、魂の生死の境はあいまいだとわたしは思う。

魂は、自分以外の人とみんなで分け合って存在しているんじゃないかと思うのだ。

死んだ人の魂は生きている人の心の中で生き続けるといういわれがあるけど、もともと生き物として存在する者たちすべては、関わりがあった同士で存在を分け合って成り立っているのではないか。

だから、大切な人が元気でいてくれるだけで、自分もしっかり前を向いて生きようと思える。

だから、大切な人が死んだとき、大切な人にもう会えなくなったとき、自分の心の一部も死んでしまったような、そこだけ心にぽっかり穴があいてしまったような、大きな空虚感に襲われる。

ニューヨークにきて始めの頃、道を歩いていて、

”今死んだら、誰も知らないこの土地で、Nobodyな死体として処理されるんだなぁ…”

という思いがめぐったものだが、覚えてくれる人がいないまま消えていくのはすごく怖い。

短い間だったけど、やまとくんと出会えてよかった。

やまとくんのかわいらしさと強さを覚えていることで、彼の存在がわたしの中に刻まれたことが、少しでも供養になるだろうか。そもそも言葉が通じない相手だから、自分の感情を当てはめて考えることしかできないのだけれど。

今もいろいろなことが頭の中をめぐっているけれど、動物に対する「安楽死」という決断に慣れることはないのかなぁと思う。

あんなに弱っていたやまとくんは、おそらく遅かれ早かれ死んでしまう運命にあったろうと思う。

てんてこ舞いに忙しいWBFで、他の鳥たちの治療の障害になるから、という理由ならやむ終えなかったかもしれない。でも、やまとくんの場合は、わたしが連れて帰って、最後までみとってやることもできたわけだ。

動物は、自殺をしない。人間みたいに、どんなに苦しくても、「いっそ殺してくれ」と言わない。

淡々と自分の存在と置かれた環境に向き合い、弱音を吐かず、授かった生を精一杯まっとうしようとする。

苦しむハトを見ているのは、すごくつらい。自分だったらいっそ殺してほしいだろうな…と多くの人が思うだろう。

しかし、そこで実際に手を下すことは、知能ばかりが発達して、苦難を避ける術を身につけたあげく、逆に精神的に弱くなってしまったとも言える人間たちによる効率主義の産物ではないのか。

生きていると、楽しいときと苦しいときがある。楽しいことに集中して、苦しいときだけ何も感じないようにシャットアウトしていると、感情全体が薄くなり、結局は楽しいことすらあまり感じなくなる。

人生が、ぬるま湯につかっているように変化がなく、つまらないものになる。

無感情で無表情のロボットみたいな人間になっていくような気になる。

やまとくんは、この世に生を授かった者の責任を背負い、苦しい瞬間も最後までしっかりその小さな体で受け止めて死にたかったのではなかろうか。

生きているからこそ持てる「苦しむ権利」を、わたしが安楽死という名目で正当化して奪ってしまったのではないか。

ごまめを含めて、死にゆく命をレスキューしたことだって、自然の摂理に反しているという葛藤が始めからあった。いずれ、この矛盾に向き合わなければいけないときがくると思っていた。それが、今回のやまとくんの安楽死だった。

きっと、「どうしても見捨てられない」という理屈ではない強い衝動に駆られる限り、わたしは死ぬ運命のハトを拾い続けるだろう。

そして、人間によるハトへの害と、彼らをレスキューすることと、安楽死という最後の手段の間で、揺れ動き続けるんだと思う。

今はただ、処理しきれない責任の重さを前に、子供のように無力感を噛み締めている。


b0186354_10324140.jpg実は前記事のジンジャーも、なっかなか進展しないので安楽死の可能性があると言われていたのですが、APRCで徐々によくなってきているらしく、ほっとしています。

なんだか,今日は悶々と書いてしまいましたね…。

by Vicky


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by zhensui-maho | 2012-05-27 11:01 | Essays
ヴィッキーがごまめに続いてみつけた2羽目のハト(正確にはワイフKと一緒に),名前はジンジャー。

エキスパートH&K (もう長くて面倒くさいので、Astoria Pigeon Rehabilitation/Rescue Center「APRC」と勝手に命名) の元に入った通報をもとに、足に紐が食い込んでぐっちゃぐちゃになっているハトをミッドタウンまで捕まえにいくことになり、おもしろそうなのでヴィッキーもくっついていったときのこと。

特定のハトが都合良くみつかるなんて、可能性としては1割以下だと思っていた。で、予想通りそのハトはいなかったが、代わりにみつけたのが、このジンジャーだった。

車道のギリギリのところでこんな風にハコに閉じ込められていたよ。
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思うに、地べたで大暴れしているジンジャーを見た誰かが、車道に行くギリギリのところでハコを被せて直接の惨事を阻止したものの、どうしてよいかわからず放置したんじゃないかな。

ジンジャーの体は小さいので、はじめは巣から落ちたヒナかと思ったけど、事態はもっとかなり複雑だった。

巣立った鳩ではあるようだけど、まったく飛べない。足がぶらんぶらんで使えない。足の代わりに羽を使ってばっこんばっこん進もうとするから、空気抵抗のおかげで後ずさり。タオルかなにかで固定しておかないと大暴れする。

キジバトのように華のあるウロコ模様だった羽は、今や見るも無惨な状態だ。ぼきぼきと折れて、羽毛もまばらのボロボロ状態になってしまった。

それでもまだ狂ったように暴れ続けている。

ごまめも初日はこんな感じだったなぁ。ハトにとって体のバランスがとれないのって、相当怖いことなんだろう。

APRCでジンジャーの足をマッサージしたりしてリハビリの手伝いをしている間に、ふと思いついた。老犬とかが乗って散歩しているあの機械。ハト用にならないかな!?

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こーゆーやつね。

ところがというかやっぱりというか、ハトに車いすなんて発想があるわけもなく(そもそもハトはペットじゃない)、サイズ的に子猫用とかがあったらよかったんだけど、見当たらない。子犬用は大きすぎる。

なので、チャイナタウンで適当に道具を買って、ヴィッキーが作ってみたよ。
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まずはストローでアイディア捻出。羽は動かないように固定したほうがいいな

で、日を改め、試行錯誤の結果、できました。

名付けて、ハト・リハビリ用車いす/歩行補助器。特許出願中(うそ)。
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コツは、鳥用おしめのおしり側に紐を通して、車の高いところで固定すること。羽を押さえるには、いつか日の目を見る日を棚の奥底で待ち構えていたヘアバンドが大活躍。

押してやると、足を動かして歩こうとする。やはり真っすぐ立てると安心するのか、落ち着いてるね。

動画でどうぞ。
しーっとひと言でねじ伏せているのは、いつもお世話になってるAPRCのハトエキスパートH氏です。

ジンジャー、拾ってきてからもう1ヶ月が経ったけど、リハビリにはまだまだ時間がかかりそう。車いすが少しでも助けになるといいな。

また時間があるときにAPRCにお手伝いにいこうと思っています。さて、どうなることやら。

b0186354_215353.jpgby Vickyb0186354_11414354.jpg

ニューヨークはみんながうきうき気分の初夏だと言うのに,ハトとシアターにしか興味が持てません。 Maho 


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by zhensui-maho | 2012-05-15 22:16 | Vicky-I (pigeon♥) NY
ごまめ日記は44日目。最終日の朝。
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ジッパーを開けた瞬間、それまで暴れていたのがウソのように静かになった。

一瞬ためらい、足下を確認すると、目の前に限りなく広がる世界めがけて、ごまめは飛んだ。

そのまま高く飛んでいくのかと思ったら、ちょっと体が重そうな低空飛行だ。5mほど先にいた、同じく公園でエサを食べている仲間のドバトに混ざって、地面をコツンコツンとつつく。
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いきなり取り戻した自由を持て余したのか、少しよろける。仲間に混ざって、はしゃいでいるように見える。

Ayumi "なんか、ごまめちゃんおっきくない?"

ほんとうだ。他のドバトに混ざると、モフモフで大きい。確実に太ったね、太りましたよあなた!。

次に近くの木の上まで飛び上がり、多少手こずりながらも体を安定させる。

グルグルグルグルと鳴いて、1ヶ月半ぶりの自分の庭が変わりないことを確認するかのように、おなじみのきょとん顏で辺りを見回した。
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わー
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おぉぉー
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だだだー(ダダ泣き。)


ぞろぞろとごまめについていく我々。ごまめ動けば、応援団も動くのである。

そしてついに、マンハッタンのビル郡の彼方に飛んでいって、見えなくなった。

…ように見えたが、交差点のカフェのキャノピーの上に白い顔。

あぁ!ごまめである。

ぞろぞろぞろ。

ごまめ、キャノピーの上をうれしそうにいったりきたりしている。

その度に、あのなんとも間の抜けた顔がひょこひょこ飛び出すので、一同大爆笑。あははわははは。ひーー。

そこはなんと、ごまめがはじめにへたっていた道路の真向かいであり、そのキャノピーは、粋なニューヨーカーたちがごまめに手を貸してくれたあのカフェのものだった。(拾ったときのいきさつはこちら

ワイフK ”なるほど、あそこに巣があるのね。”

そうか、あそこはごまめの巣だったのか。

ってことは、あのときは、巣から出てすぐに車にはねられたんだな。そしてヴィッキーは、ごまめがはねられたまさにその瞬間に通りかかって発見したんだな。

巣材を運んでいる最中だったのだろうか。卵を温めているときや、ヒナを育ていていたときだったら、きっと子供や奥さんにとっては不幸な事故だっただろう。

なんて思っていたら、ごまめが巣から向いのビルのキャノピーまで飛んだ。

そこには、日光浴するハトカップルの先客がいた。オスの方に頭をむしられて、明らかにごまめの負けなのだが、なぜか組み合ったまま固まっている。

逃げなさいよ!はらはらする。やはり野生だとトロさが命取りか。

結局、このオスと20秒くらい抱擁し合った後に競り落とされ、ごまめは巣のあるこちらのキャノピーに戻ってきた。

と思ったら、今度は別のオスが接近してきた。

どうやら、ごまめ不在の1ヶ月半のあいだに、別のハトにこの巣の場所をとられてしまったようだ。ドバトの世界のサバイバルは厳しい。

ドバト同士のサシの死闘が繰り広げられる、某カフェのキャノピー上。固唾を飲んで見守るごまめ応援団たち。

ここでもごまめが劣勢のように見えたが、飛んでいかない。

ディズニーのアニメのようだ。ドタバタとした音の合間にぴょこんと頭や羽が見えたと思ったら、羽毛が宙を舞う。
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ごまめの羽。どたばた具合は拾ったときから変わらない。

エキスパートH ”あんなに隙間に挟まってばかりのごまめちゃんが、これだけ戦えるようになったんだから、すごいよ。”

たしかに。ちゃんと回復させてから放してよかった。

我々がOooh! とかAh! とか言いながらあんまり必死に観ているもんで、通行人も何事かと気にしだした。挙げ句の果てにカフェの兄ちゃんが出てきた。

迷惑がられたら困るなぁと思いながらも事情を話すと、”Cool! じゃぁボクはごまめに20ドル賭けるよ。”と陽気な声でフェミニンに言い放ち、その後も繰り返し勝負の結果をのぞきに来ていた。

そうして結局20分くらいもみ合っていただろうか。

このままではラチがあかない。2羽とも疲れ果てて静かになったところで、名残惜しくも我々はその場を後にした。

勝負の結果はわからず終いだったが、ごまめが勝って、あそこを通るたびにいつもごまめを見かけられたらいいなぁ。

約1ヶ月半のブランクを埋めなきゃいけないので、始めは大変かもしれない。生ぬるいアパート生活を経て、まるまると太っちゃったし。

でも、きっと元気にやってくれると信じている。なんてったって、ごまめは幸運のハトだもの。

周りの誰も行ったことのない不思議な場所に一ヶ月いたこと、奥さんや友達のハトたちとの話のネタにしていただきたい。もし、口コミでケガした仲間のハトがやってきたら、世話してあげるよ。

あんなにうれしそうに飛びたったごまめ。最後の放鳥の日まで、軽やかにはいかずにひと騒動をやらかしてくれたごまめ。

腰の曲がったごまめが、元気に大空を飛んでいるところを想像すれば、いつだって心に灯りがともったように元気になれる。不思議と涙が出てきてしまうのは、だいじな友達がいなくなって寂しいからだけじゃない。

外に出れば、頭の上には大空を自由に飛び交うハトたちがいる。ヴィッキーも、これからも上を向いて歩こう。

ありがとうごまめ。元気でね!

☆追記
写真家のAyumiさんに撮っていただいた当日の写真はこちら
ごまめのその後はこちら


☆☆☆☆☆


なにかに取り憑かれたかのように毎日つづったごまめ日記は、今日でおしまいです。ご愛読、ありがとうございました。ヴィッキー、燃え尽きました。笑。

きっと、いつか空に返したらごまめともう2度と会えなくなると知っていたから、形に残しておかなきゃと思ったんだと思います。

あ、気まマホ日記は相変わらずこれからも続きますので、そちらもよろしく!

b0186354_7495594.jpgby Vicky


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by zhensui-maho | 2012-04-27 08:33 | 拾いばと・ごまめ日記

嫁入り前夜のハト

ごまめ日記、43日目。

今日でごまめと一緒に過ごすのは最後だ。でもまたヴィッキーは一日中外だった。

夜はブロードウェイのショーを観にいったんだけど、お決まり泣かせパターンがつまらなすぎて、ごまめのことばかり考えてしまった。

帰宅すると、ごまめは道で拾ってきたIKEAのワラぶき座布団にちょこんと座って、いきなり明るくなりヴィッキーが現れたことにどぎまぎしていた。

もうかなり機敏に動き回るので、部屋が明るいと捕まえられない。夜のうちに電気を暗くして捕まえて、明日の朝までケースに入れておくことにする。

b0186354_957169.pngもう人間に捕まるようなヘマをするんじゃないぞ、と思いながら、迷惑そうにブブッブッと言ってるごまめを、両腕でぎゅーっと抱きしめた。

←最後のツーショット。

太陽をたくさん浴びた古い布団のような、ホコリっぽくて懐かしいにおいがした。


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by zhensui-maho | 2012-04-26 09:55 | 拾いばと・ごまめ日記

マイペースなハト

42日目。

ひたっと立ち止まり、みょんみょんと首を伸び縮みさせて、部屋の距離を測っているのだろうか。

バンジージャンプで飛び降りるのをためらっている人のように、ごまめは、さぁ飛び立ちますよ!とみょんみょんやっている状態から、実際に飛びたつまでに時間がかかる。自分のタイミングが大事で、けっこうな覚悟がいるらしい。

今日は雨ではなかったが、エセベジタリアンのS、エキスパートH&ワイフK、カメラマンのAymi Sakamotoさんらが、1回目が延期になったもののまたもや付き合ってくれるということで、ごまめの放鳥はあさってに決めた。

じぃっと思考にふけるタイプで大人しいので心配したごまめだが、ヴィッキーが部屋にいてもちょこまかと歩き回るようになったし、そぉっと近づいてきてエサも食べるようになった。

成鳥だったこともあって、ごまめは人間には決して懐こうとはせず、最後まで野生のドバトとしての誇りを失わなかった。

いよいよ佳境です。つづく。

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by zhensui-maho | 2012-04-26 05:58 | 拾いばと・ごまめ日記

鏡の中のハト

ヴィッキーだよ!放鳥間近の41日目!!

大雨の街をよそに、人間ジャイアントの部屋を物珍しそうに歩き回るドバト。それはごまめ。

鏡の前にいって、思考にふけってみる。

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ツーショット。そういえば初でした。

意外にも、ハトは、チンパンジーなどと同じようにミラーテスト(鏡の中の自分の姿を、自分だと認識できるかを試し、知能を測るテスト)をパスした動物だ。

猫とかは鏡の中の自分にしゃーっとかやるからダメ。なんとゴリラもパスしなかったそうだ。

あぁっっぁっごまめはどうするんだろう…!?

ドバトの知性が明らかになる、決定的な瞬間!!とドキドキしながら見守ったら、ただ単にまったく興味がないだけのように振る舞うごまめ。拍子抜けよ。

今日はほぼ一日中ひとりきり(1羽きり?)だったので、この後も好きに部屋を徘徊していたようだ。

42日目につづく。

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by zhensui-maho | 2012-04-25 03:31 | 拾いばと・ごまめ日記

都会の中で暮らすハト

ヴィッキーだよ!ごまめ日記は40日目。

昨日は、もんもんと考えていくうちに、気がつくと悲しい気持ちになっていたが、今日は、都会でのハトとの付き合い方を模索したドキュメンタリーをみて、少し気分が落ち着いた。

Pigeons in the City
上手にまとまっていると思います。でも、ヴィッキーの見方はだいぶハトに偏っているので、どうぞみなさんでご覧になってみてください。



たしかに増えすぎると、人間の生活圏にいるだけに、いろいろと衝突が起こる。

でも、このドキュメンタリーが言っているように、殺すくらいならエサをまかないことにすればいいではないか。そもそも、ストリートのゴミが多すぎる。だから、ラットも減らないのだ。

さらに、キャノピーにとげとげのハトよけを建てて、物理的に防御すればよい。

実質人に対する影響は他の鳥たちとかわらないけれど、ゴミをあさったり、人の頭の上にフンを落としたり、病気になってウイルスを運んだりするのがバレバレなために、ハトって嫌われ者なのだ。

それをまた、Pest Control(ハト駆除)の業者が、自社のサービスの需要を増やすために、ハトは汚い、汚いと煽って嫌悪感を助長してきた。

さらに、ウッディアレンのだめ押し発言、”Rats with WIngs”(空飛ぶドブネズミ)によって、ハトはとくにここ20年で愛される鳥からどんどん遠くなっていった。

しかし、もともと人間がペットとして、軍事通信用の伝書鳩として持ち込んだハトである。

人間がハトたちを増やす原因をつくっているという事実に目を伏せて、表面的に毒をまくだけでは、臭い者にフタをしただけ。問題はいつまでたっても解決しない。

さらに、害獣ということで一番にその名が挙がる、ラット(ドブネズミ)のことも,考えてしまう。

上記のドキュメンタリーや、昨日のリンク先のCBSニュースでは、ハトを嫌う人たちの毒よってハトたちが苦しむ姿が残酷なこととして映されているけれど、ハトと同じく法律で守られていないラット用には、胃の中から内臓を破裂させるとても強力な毒が日常的にいたるところに巻かれている。

この毒を食べたらしいラットをみかけたことがあるが、見るに耐えないほど苦しんで死んでいった。毒よりも先にゴミを減らそうよ、と思ってしまうのは、こういうときなんだ。

動物を法律で保護するのは結構だが、行政には都会での野生動物との問題を、もっと根本的な解決に向けて合理的に考えていただきたいです。

さて、ごまめはよく鳴いている。ぐっぐるぐっぐー。というときと、グキューッオ、グキューッオと鳴くときがある。

もう準備満タン!着地のときにおしりからズザァーッといったり、ブルブルっとした勢いあまって尻もちをついたりしているが、もうヴィッキーでも捕まえるのが困難なほど回復した。

…なのだが、なんと明日は大雨。この先3日ほど雨。雨では仲間のハトが公園にいないので、放せない。

放鳥は晴れるまで延期になった。むむむ。


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by zhensui-maho | 2012-04-24 00:41 | 拾いばと・ごまめ日記

心配なハト

ヴィッキーだよ!ごまめ日記は39日目。

ひとつ、懸念がある。

夜鳴きが続き、早朝に目が覚めた(5時頃)ついでに観察してみると、なんとごまめ、続けて40回もあくびをしたのだ。かわいーなどと言っている場合ではない(かわいいけど)。

これはただゴトではないんじゃないか。

でも、よくみると、あくびというか、下くちばしであごのところをひっかいているようだ。そのあたりへの猪木ビンタ、もとい、顔カイカイの頻度もハンパじゃない。

昨日確認した鳥肌に、じんましんでもあるのだろうか。だいたい、ココ最近不振な首振りをしているから気になってはいたのだ。

もう放すと宣言したのに、少し不安。

ということで、またもやHに電話。世話のやけるハトである(お前もな)。

ま、かゆいのは大丈夫そう。ハトだって、のどがカユいことくらいあるよね。

で、話のついでに、昨日アッパーウェストで起こったハト大量毒殺事件(犯人捜索中)のことを知り、少し心が重くなる。

CBSニュース;
 アパーウェストサイドで、Avitrolを使ってハトを毒殺した人物を捜せ。(Search On For Person Poisoning Pigeons With Avitrol On The Upper West Side)
(↑クリック。英語だけど、ビデオもあります。)

この犯人によって、100羽以上のハトが毒に犯されてでセンターに運ばれてきたらしい。

Avitrolは、コーンに混ぜるタイプの毒で、2000年に使用が禁止されている。ハトだけでなく、法律で保護されている野鳥や、ペットの犬や猫が食べて死ぬこともあるという。

ごまめに入れこみすぎて忘れかけていたが、ハトを嫌いな人はたくさんいる。そういえばヴィッキーも、もともと好きな方ではなかった。

ハト駆除の業者の需要も多い。

ニューヨークでは、野生動物といえども、ハト、スズメ、スターリング(スズメ以上、ハト以下のサイズの黒い鳥)、こうもり、リス、しまりすなどは法律では守られていないため、駆除を名目に殺してもよいことになっている。はつかねずみ、ドブネズミは言うまでもない。

イタチ、たぬき、ポッサム、スカンク(NY郊外には出没する)なども、手続き次第で駆除の対象になる。

まぁみなさん、人間へそれなりに害があるから故なのだけど、彼らを嫌う者や、プロの駆除業者が、実際に毒を巻いたり罠にかけて殺したりしていることに直面すると、なんだか気が重くなってしまう。

悲しいけど、やっぱり人間と野生動物はパーフェクトに共存できない。どうしてもお互いの都合がぶつかってしまう。

できることなら、ごまめを始め、ニューヨークのハトたちことは守ってやりたい。

でも、ハトの一番の天敵は、タカやトンビではなく、ウイルスやバクテリアでもなく、われわれ人間なんだね。

ちょっと容量の悪そうなごまめだけど、人に見つからないおいしい場所に巣をこしらえ、元気にやってくれるように祈ることしかヴィッキーにはできない。

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心配なんていらねぇよ。にゃむにゃむ....


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by zhensui-maho | 2012-04-22 23:34 | 拾いばと・ごまめ日記

乾燥肌?のハト

ヴィッキーだよ!ごまめ日記38日目。

昨日からアンチ・バイオテックを終えて、プロ・バイオテック(ヨーグルト)投与に切り替えであーる。ごまめはきっと、今ニューヨークでいちばん腸内フローラがきれいなドバトだ。

まだ着地の際にべちゃっと不細工になることはあるが、もうみなさんにお知らせしちゃったし、ここから先は自然界で練習していただくしかありません。

ん?おいおい、なんだか顔をすごい頻繁にビンタしているぞ。そして、何かを振り払うかのような勢いで顔を振っている。

お?またやっている。

じれったく、というか、心配になったので、申し訳ないと思いながらも、捕まえて頭の毛をむいてみた。めぼしい虫のような動きはない。

鳥肌…の具合はヴィッキーにはよくわからない。乾燥肌のようにはみえる。

ということは、羽づくろいして抜けたほこり&自分の羽毛のせいかな。

そうか、ごまめはほこりっぽいのかもしれない。

今までしぶっていたが、もういいや。一番大きなタッパーを、ごまめの風呂にしてやろう。これも餞別(せんべつ)である。

断腸の思いで(けっこう便利なんだもん)水を入れて床に設置したが、今日は水浴びはしなかった。

夜鳴きを繰り返している。

グルグル言ってるその声に、もう一度自由に空を飛びたいという渇望のようなものを感じるのは、気のせいではないはずだ。

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by zhensui-maho | 2012-04-22 06:49 | 拾いばと・ごまめ日記

いよいよなハト

ヴィッキーだよ!ごまめ日記は37日目

ごまめを、今週末、4日後の日曜日の午前中に放すことに決めた。

奇想天外なところに挟まらなくなったこと、居眠りしていて棚から落ちることがなくなったことを評価して、この先は自然界でリハビリしていただこうと思う。

ブラインドに挟まって身動きが取れない合宿前のごまめ。
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もうヴィッキーもごまめも、やれるだけのことはやった。

むしろ、これ以上ここにいたらなまってしまうかもしれない。

お外のドバトは繁殖期まっただ中である。夢と希望を揺れるハト胸いっぱいに詰め込んだオスが、いたるところで狂ったように求愛ダンスしている。

ごまめだって、そろそろ奥さんのところに帰って子づくりもしないといけないし、ね。待っていてくれてるといいねぇ。

本人も野生の血が騒ぐのか、夜中に思い出したように、頭を低くしてグッグルグッグッグーと鳴いたりしている。(起こされる。)

なんだかんだで集まったごまめ見送り応援団の面々にもご連絡。いよいよです。いよいよですよ!

Gomame, Go Back to Wild!

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by zhensui-maho | 2012-04-20 15:32 | 拾いばと・ごまめ日記