俳優Mahoと、日頃から美・健・攻に努める10人の仲間たちのNYサバイバル生活。New York based actor Maho Honda's official blog!


by zhensui-maho
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カテゴリ:Essays( 9 )

やまとくんの安楽死

やまとくんは、公園の草むらの中でジタバタしているところを発見され、つれて帰られた。

飛べないハトだ、こりゃたいへん!

立ち入り禁止の柵をよじ上り、何度目かのトライでパフッとつかむと、羽毛のやわらかさにはっとした。まだ巣だって間もない若いハトだった。

捕まえたのでほっと一息。我に返って後ろを振り向くと、片方の靴ははるか遠くに脱げており、メトロカードを取り出したままだらしなく開いていたバッグから飛び出した化粧品やらなんやらが、緑の草の上に散らばっていた。

ちょうどみんな夕方のまったりムードだったからか、ヴィッキーの身ぐるみ振り乱した一世一代のハンティングに気づく者はいなかった(たぶん)。

それでも一応人の目が気になるので、このハトを洋服の中にいれて持って帰った。

お家を準備してさぁ入れよう、と取り出してみると、なんと目をつぶっていた。人間の胸ぐらで眠るなんて、いい度胸だ!と思うと同時に、ものすごく衰弱しているのかと心配になった。

頭のてっぺんを見るとかさぶたがあり、そのせいでギャル男風に毛が立っていたので、いかにも”やまと”っぽい。「やまとくん」と命名したのはこのときだ。


やまとくんは、とても人懐っこかった。

一日経つと、ちょっと元気になり、巣立った一人前のハトのくせにエサをおねだりした。

ごまめが始めは”さん”付けで呼びたくなるくらいよそよそしかったのに対して、やまとくんはとても無邪気でかわいい。


やまとくんは、足が麻痺していた。

そのためにまったく飛べなかった。診察に連れて行ったWild Bird Fundでも、原因がよくわからなかった。おそらく、事故だろう。

頭はもう治りかけだったので、飛べないところを他のハトにつつかれて邪魔者にされたときにできたものだろうということだった。

エキスパートHによってAPRCに引き取られ、毎日注射をしてもらうことになった。


やまとくんは、日に日に小さくなっていった。

注射でよくなる気配がない。それどころか、元気がなく、目をつぶってうとうとしている回数が増えた。

触るとかろうじて反応があった足も、もはや白っぽく変色し、血が通っていないようだった。終いには、エサを食べるときも力なく横からつつくようになった。

ワイフKは「ストレスのせいで、PMVが出てきたかもしれない。」と言った。

※PMV=まだ明らかになっていないのだが、免疫力が下がったときにでてくるウイルス性の症状で、ヘルペスのようなものだと思っている。

こないだのWBFで、飛べるようになる見込みのないハトは,安楽死の可能性も考えておいてください、と言われていた。

いやな予感がした。


やまとくんに、決断が下された。

これがレッド(鉛)中毒なら、治せる。最後の望みをかけた鉛検査では、期待もむなしく何も検出されなかった。

やまとくんを助ける術はもうなにもなくなった。

日に日に命の火が小さくなっていく苦しそうなやまとくんをみていられず、安楽死が最善だと勧められた。最後まで見届けてやるのが、レスキューしたわたしの責任だと思った。

抱き上げると、ポワポワの羽毛はそのままで、すごく軽くなっていた。目をつぶり、首もだらりとうなだれて、意識がもうろうとしていた。

やまとくんに注射針が差し込まれ、ピンク色の液体が入っていった。

「死に際にハイになって暴れたり、動いて薬を吐いたりするからしっかり押さえていてあげて」と言われていたけれど、やまとくんはまったく動かず、とても気持ち良さそうな顔で眠るように亡くなった。

あぁやっと肩の荷が下りた…と言わんばかりに。


やまとくんが、ただの小さなポワポワのかたまりになった。

トクトクという音が消えたやまとくんの体は、3分前までは動いていたのが不思議なほど静かで、まるでよくできた作り物のようだった。

最近はipadやなんやのおかげでで多くの人が認識しているけど、生き物には電気が絶えず流れている。その電気は、目には見えないけど、生き物同士が肌で感じ取って反応し合っているんだと思う。

身にまとう電気の量が多い人は、いろんな人の電気を引きつける。まさにこの電気が、”オーラ”と呼ばれるものなのだろう。

「オーラの泉」で有名な井原さんもそうだが、昔から占い師の職に付くような人たちは、他人の電気をものすごく敏感に感じ取ることができるのだろう。

死んで電気が流れていない体というのは、生きていたときのそれとは似ているようでまったく別物だなぁ…と、冷静に考えている自分がいた。

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保護2日目の、立てないけど無邪気なやまとくん。


命は、ざっくり分けると、精神(魂)と肉体でできている。

形ある肉体の生死は明らかだが、魂の生死の境はあいまいだとわたしは思う。

魂は、自分以外の人とみんなで分け合って存在しているんじゃないかと思うのだ。

死んだ人の魂は生きている人の心の中で生き続けるといういわれがあるけど、もともと生き物として存在する者たちすべては、関わりがあった同士で存在を分け合って成り立っているのではないか。

だから、大切な人が元気でいてくれるだけで、自分もしっかり前を向いて生きようと思える。

だから、大切な人が死んだとき、大切な人にもう会えなくなったとき、自分の心の一部も死んでしまったような、そこだけ心にぽっかり穴があいてしまったような、大きな空虚感に襲われる。

ニューヨークにきて始めの頃、道を歩いていて、

”今死んだら、誰も知らないこの土地で、Nobodyな死体として処理されるんだなぁ…”

という思いがめぐったものだが、覚えてくれる人がいないまま消えていくのはすごく怖い。

短い間だったけど、やまとくんと出会えてよかった。

やまとくんのかわいらしさと強さを覚えていることで、彼の存在がわたしの中に刻まれたことが、少しでも供養になるだろうか。そもそも言葉が通じない相手だから、自分の感情を当てはめて考えることしかできないのだけれど。

今もいろいろなことが頭の中をめぐっているけれど、動物に対する「安楽死」という決断に慣れることはないのかなぁと思う。

あんなに弱っていたやまとくんは、おそらく遅かれ早かれ死んでしまう運命にあったろうと思う。

てんてこ舞いに忙しいWBFで、他の鳥たちの治療の障害になるから、という理由ならやむ終えなかったかもしれない。でも、やまとくんの場合は、わたしが連れて帰って、最後までみとってやることもできたわけだ。

動物は、自殺をしない。人間みたいに、どんなに苦しくても、「いっそ殺してくれ」と言わない。

淡々と自分の存在と置かれた環境に向き合い、弱音を吐かず、授かった生を精一杯まっとうしようとする。

苦しむハトを見ているのは、すごくつらい。自分だったらいっそ殺してほしいだろうな…と多くの人が思うだろう。

しかし、そこで実際に手を下すことは、知能ばかりが発達して、苦難を避ける術を身につけたあげく、逆に精神的に弱くなってしまったとも言える人間たちによる効率主義の産物ではないのか。

生きていると、楽しいときと苦しいときがある。楽しいことに集中して、苦しいときだけ何も感じないようにシャットアウトしていると、感情全体が薄くなり、結局は楽しいことすらあまり感じなくなる。

人生が、ぬるま湯につかっているように変化がなく、つまらないものになる。

無感情で無表情のロボットみたいな人間になっていくような気になる。

やまとくんは、この世に生を授かった者の責任を背負い、苦しい瞬間も最後までしっかりその小さな体で受け止めて死にたかったのではなかろうか。

生きているからこそ持てる「苦しむ権利」を、わたしが安楽死という名目で正当化して奪ってしまったのではないか。

ごまめを含めて、死にゆく命をレスキューしたことだって、自然の摂理に反しているという葛藤が始めからあった。いずれ、この矛盾に向き合わなければいけないときがくると思っていた。それが、今回のやまとくんの安楽死だった。

きっと、「どうしても見捨てられない」という理屈ではない強い衝動に駆られる限り、わたしは死ぬ運命のハトを拾い続けるだろう。

そして、人間によるハトへの害と、彼らをレスキューすることと、安楽死という最後の手段の間で、揺れ動き続けるんだと思う。

今はただ、処理しきれない責任の重さを前に、子供のように無力感を噛み締めている。


b0186354_10324140.jpg実は前記事のジンジャーも、なっかなか進展しないので安楽死の可能性があると言われていたのですが、APRCで徐々によくなってきているらしく、ほっとしています。

なんだか,今日は悶々と書いてしまいましたね…。

by Vicky


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by zhensui-maho | 2012-05-27 11:01 | Essays
ヴィッキーから、ニュース速報!

Wild Bird Fund率いる野鳥リハビリセンターが、5月にアッパーウェストにどーーん!とオープンします!!

全米でリハビリセンターがなかった州って、ニューヨークだけだったんだって。

こないだご紹介した通り、オープン記念に寄付金を募るパーティーに行ってきたので、遅ればせながらレポするね。WBFは、もともと寄付金とボランティアで成り立っている団体なんだよ。

イベント内ではお酒が飲めて、フィンガーフードやスウィーツはもちろんベジタリアン仕様だったよ。なるほど、これでフライドチキンとか出てくることは、まぁないわな。


イベントではこんなことしてました。
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ハトのヒナって、金髪プリンのヤンキーみたい!かわいくな…ひんカワ?(貧相でかわいい)

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野鳥だけでなく、リスも保護してます。こちらはかわいい!生後1週間くらいで、巣から落ちた子リス。

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鷹もいました。獲物を捕まえ、引き裂いて食べるための足がもう2度と使えないので、この鷹くんはセンターで飼っているそう。ドバトの天敵だけに、夢の共演か。



創業者のリタさん、そのバイタリティに拍手!!

むかし彼女自身が、ケガしたハトを拾ったのに持っていくところがなくて、とても悔しい思いをしたんだって。そのときの経験から、野鳥保護施設を作ることを心に決めたそう。なければつくる!ってひとりで一念発起して、突き進み続けるってすごいよね。

このイベントにも支援者がいっぱいかけつけたけど、そんなリタさんの活動に心を打たれたいろんな人が協力してくれたんだね。彼女、何度もありがとうと言っていましたよ。

いまや、ご自宅は寝室を除いてリハビリ中の鳥たちに支配されているらしい。

従業員(リハバーという野生動物リハビリ師の資格を持っている)も雇えるようになったらしいし、もっとみんなのサポートを受けて、どんどん成長していくことを祈っています。

センターの中では、野鳥にこんなサポートをしてくれるよ。

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ケガした白鳥。

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見返りぽっぽさん。この写真を見て、WBFのセンターにごまめを持っていくことを決めたんです!

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リタさん。お会いすると、太陽みたいにサンサンと輝く魅力的な人でした。(Facebookより)


センターでは、ハト、スズメ、アヒル、カモ、渡り鳥たちなどだけでなく、さっきみたいなリス、コウモリも含めて、ニューヨークで会える野生動物の全般を取り扱っているよ。

持っていくと、治療費無料、もう一度言うよ、むりょ〜りょ〜りょ〜りょ〜で、レントゲンなどの検査やお薬の処方をしてくれるんだ。これ、普通に動物病院に持っていっちゃうと、我々がショックで病気なっちゃうくらいぶっとびのお値段します。

もちろん必要とあれば預かってくれるので、ヴィッキーみたいに引き取ってお世話しなくても大丈夫。

ニューヨークのみなさま、ケガや病気の野生動物&野鳥を拾ったら、とりあえずこちらのセンターに連絡してみてください。(infoは最後に記載)

ヴィッキーもいろいろ初めて聞くことが多かったけど、やはり野鳥の専門家でないと知らないことはたくさんある。

例えばハトだと、エサとしては、パンよりSeed(アワ、豆などが入った鳥のエサ)のほうが断然いいそうです。ハト専用のseedもペットショップで売っているよ。これは知らなかった!

ハトは、そのうという鳩胸の下の方に食べ物をいったん貯めておくんだ。パンだと、そこで腐ってカビがわいちゃうことがあるんだって。

病気のハトを捕まえたはいいけど、自己判断でパンばかりあげていたら、弱っているだけに死んでしまうかもしれないよね。

それに、巣から落ちたヒナを拾ったときも、連れて行って検査をしてもらった方がいい。落っこちた衝撃でケガをしているかもしれないし、落ちるってことはもともと体に異常があったのかも知れない。

さらに、素人が育てると、慣れすぎてしまって自然に放せなくなる例がよくあるそうだよ。

ドバトは飼うと10年生きるらしい(外での平均寿命は3年。病気、事故、エサの栄養不足によるそう。ハトの社会って厳しい!)。その間ペットとして飼うとなると、けっこうな覚悟が必要だよね。

そもそも、ヒナを拾うこと自体にも的確な判断がいる。落っこちていたとしても、安全な場所にいて、親が周りにいてエサを運んでくれて、元気そうだったら、拾ってくる必要はないって。

春〜初夏にかけての繁殖シーズンには、ヒナが運ばれてくることが特に多いみたい。ヴィッキーも、軒下を注意してみてみることにするよ。

手を差し伸べようとするやさしさを、受け取るハトさんにとって一番良い形で伝えてあげるためにも、ぜひこちらの施設に連れて行ってあげてください。

これからどんどんWild Bird Fundを知る人が増えて、自然とそうなってくれるといいな。

センターでは、まるでドバトがこの世で一番貴重な生物かのように、だいじにだいじに扱ってくれるよ。

たどり着いたのが、”はぁぁ?ハトだぁ?”とかって動物病院をたらい回しにされた後だったんで、こんなふうに丁寧にごまめを診てもらって、ほっとしすぎて、お腹がきゅーっとなった。

そういう至れり尽くせりのサービスをしてくれるけれど、基本的に寄付金とボランティアで成り立っている団体なので、これからもどんどんサポートが必要です。公式HPからも寄付できます。

わたくしも、ほんっとに微力ではありますが、ごまめをしょうがなく連れて行ったオーディションでとった仕事のギャラを、全額寄付してみました。ドキドキ。

WildBirdFundは、ドバトとドバトを見守る市民たちの救世主!

これから、もっともっと野鳥と人間が優しい心をもって共存できるニューヨークになるといいよね。

The Wild Bird Fund. Inc
c/o Animal General 
558 Columbus Avenue 
[ Columbus and West 87th] 
New York, NY 10024

646-306-2862

Hours: 
By appointment only. 

Monday through Saturday, from 1pm to 3pm.


公式ホームページ→ http://wildbirdfund.com/
Facebookページ→ https://www.facebook.com/wildbirdfund


b0186354_11414354.jpgなんと、ごまめが戻ってきそうな予感!ごまめ日記、まだ少しだけ続きそうです。 Maho 

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by zhensui-maho | 2012-04-14 09:10 | Essays
ヴィッキーだよ…

オーディションがあって打ち合わせがあってリハーサルがあってオーディションがあって、んで夜にもうひとつリハーサルがある、というスケジュールの日。

住所が頭に入らないので、1日何度手帳を見たことか。

まぁね、とんとんと順調にこなして、とりあえず家に帰ってふぅと一息。

残りひとつの夜リハまで2時間空いたので、やる気が出てきた。ご飯を食べつつ洗濯をしてやろう!(洗濯は大仕事なんで、ある程度のエナジーと覚悟がいるんだ。)

うずたかくたまりすぎてた汚れ服たちをやっつけるのは今なのだ!

コインランドリーは徒歩30秒。

首の筋を違えるくらい重い洗濯物の山を死にモノ狂いで運び、ドラムにとーにゅー。で、コインをとーにゅー!!

…と思ったら、小銭がないじゃん。両替、両替。じゃらりんと25セントが10枚。

えーっと、25番のドラムだよね。あらためてちりんちりんとコインをとーにゅー!で、粉洗剤をとーにゅー!!!スイッチON!!! みたかこのやろう。汚れた服のブンザイであたしをいらいらさせようなんざ生意気なんだよ。

30分後にまたくるぜ!と空中でばさっと見事にシーツを広げている髪をボブに切ったオーナー、グレイス(韓国出身)に言い放ち、急いでご飯を食べに帰った。

で、適当に冷蔵庫に会ったものをあさって、メールをチェックしながら適当に口に入れて、洗濯から乾燥までの間の時間を一刻でも無駄にするまい(放置すると盗難にあう)と30分きっちりでまたグレイスのところに向かった。

今回は乾燥機に移す段階だから1ドルだけ持ってけばいっか。

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25番…

ドラム缶の中で縦横無尽にめちゃめちゃにもてあそばれた彼らは、弱ってぐったりとしつつも、団子になって絡み付いて出てきて最後まで抵抗を試みる。往生際が悪いぞ。

よいっしょ。立派なエクセサイズだわ。

……

あれ?グレーのパーカー洗いに出してたんだっけ…

…こんな靴下持ってたっけ?

男用トランクス……!?


!!!!!!!!


これ、わたしの洗濯物じゃありませんけど!!!!!!!!!!!!!!!




あわ。あわわわあわっっwwwわわ

盗られた、盗られた。

グレイスがいてくれるから油断しておった。どーしよう。

ババシャツヒートテックがまとめていなくなってしまった!これからどうやって寒さをしのげばいいんだ!!!!??

グレイスに泣きつこうと思った、まさにそのとき!!!!!

見覚えのあるシマシマ模様が目に入る。

ユニクロのパジャマ色だ。(ユニクロばっかだな)



…つまりですね、となりのドラム缶だったわけよ。わたしがキレイにしたのは。

洗い終わった洗濯物が放置してあったとなりのドラム缶だったわけよ。

誰か見知らぬ方の洗濯物を2ドル50セントかけてしかもオーガニック洗剤を使っていつもより倍にピカピカにして差し上げたわけよ。

ああああああぁぁあぁあああぁぁぁっぁっっっぁぁぁあぁぁぁよかったよかよかよかよkたああおかあさん。


そう、わたしのドラム缶は27番だったのだ。ゴトッと27番のドアを空けると懐かしいかほり。

もうねー、ねー。みんなしてふわっふわ。水一滴もかからず、隣を身代わりにして30分居座っていただけなんで、みんなふてぶてしいくらいふわっふわフワッフワで、とくにトレーナーなんてふわっふぁフアッフアすぎてドアを空けた瞬間いっしょに飛び出してくるくらいのテンションの高さ。
負けた…

すっかり肩の力が抜け、戦闘力を失ってしまったよ。まいった。

これ、洗われた本人はさぞや迷惑だっただろうなぁ。30分も余計にまわり続けてんだもんなぁ。あー申し訳なし。

つーか、リハが迫ってるんだけど。このまま持って帰るのか?

NO!! それはできない。

1ドルしか持ってなかったから超特急でアパートに戻って、洗剤とお財布を引っ掴んで、27番、27番(2回言ったぞ)のドラムをまわした。

しかも27番のやろぅ、コインが詰まりやがった。なんというていたらく。バッチィーン!と強烈な張り手をお見舞いしてくれたグレイス、どうもありがとう。ザマーミロ。

イヤー、お友達が乾燥機の上下を間違ったっていうのはきいてたからそれは日頃気をつけるようにしてたんだけど、ドラム缶をまちがうとはねぇ。
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ほらみて。乾燥機は紛らわしいでしょ。矢印を確認しないとだめなのだよ。

今度は反対側の首筋をちがえそうになりながら、フッカフカにふくらんだお洋服さまをかかえて必死で帰宅。

いざリハへ!とケータイをバッグに入れようとした瞬間、そこには3件の留守電メッセージ、テキスト、不在着信と、アラーム総出のオンパレードで派手派手になったケータイが。

…嫌な予感。

えぇ、やっぱりリハはなくなったんですよ。

なんでも、ウィリアムズバーグブリッジでタイヤがパンクしちまい、これから歩いて1時間かけて家に帰るそうだ。出直すのは10時近くになっちゃうので遅すぎて無理だそうだ。

なんで電話に出てくれないんだ!と、なぜかヴィッキーが責められる始末。

なんか今日は予定通りに行かない日らしい。

ランドリーでひたすら他人の服をピカピカに洗い上げ、

シーンパートナーの自転車のせいでリハーサルがなくなり。

さらに言うと、ディレクターがリハのスタジオを勘違いしたり、

ルームメイトのサハーラが、昨日干していた傘が盗まれ、お気に入りのランチボックスをDuaneReadに置いてくるという失態を犯したりした日でもあった。


これはいわゆる星の影響と言われるものだろうか。

これ以上なにかやらかすといやなので、車と高速自転車と道の○コちゃんたちにぶつからないよう、いつもよりずーっと気をつけて帰ったよ。

こんな日もある、ある。

b0186354_2314819.jpgby Vickyb0186354_11414354.jpg

その分なにかいいことがあると信じているよ、ヴィッキー。ニューヨークは寒さが緩んできて、このまま春になるのかなぁ。 Maho
 


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by zhensui-maho | 2012-03-02 23:19 | Essays

NYのベジタリアン事情

アマンダです。

なんだか芸がなくて恐縮だが、最近あんまり外食しないので、というか飲茶中毒状態なので、またまたフラッシングの いつもの店である。

ただ今日は行かなきゃいけない理由があったのだ。歯の詰め物がとれるという、食いしん坊には致命的な悲劇がついに外国の地でわたしの身にも起こってしまったのだ。

幸い、こないだフラッシングに一緒に行ったお友達Aさんがフラッシングの優良歯医者さんを教えてくださったので(ありがとう!!!)、飲茶とセットでトライすることにした。いままでNYで歯医者さんなんて怖くていけなかったが、ここはとても腕のいい日本人の歯医者さんだということだった。

もうなんかフラッシングさまさまである。もはや引っ越すべきだろうか。

今日は小さな発見もあった。一年以上使ってるカメラに“FOODモード”があるなんて知らなかったよ。赤っぽくなってしまうのはホワイトバランスの問題だったのか。勉強になった。

今度からは写真を撮るのがもっと楽しくなりそうだ。
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今日のNEWヒットは、なすのエビはさみ揚げ(一瞬で消えたので写真なし)と、2番目の写真のねぎとコリアンダーの腸粉。そして黒い棒。なんだかわからずにとったが、甘い黒胡麻味だった。こういうぶよぶよもちもちしたデザート、大好きなのだ。

お供は、前回同店で20年ぶりのエビを食べさせたベジタリアンのミュージシャンS。彼はこの店でだけはベジタリアンの仮面をとり、ただの "肉嫌いの偏食中年" に変身するのだ。

自己選択の街・ニューヨークには、ベジタリアンがとっても多い。しかも卵はオッケーとかチーズならオッケーとかいろんな種類がある。極右派がヴィーガンで、彼らは牛乳も卵もゼラチンもかつおだしといえども動物性のものは一切食べない。

宗教の信仰上禁止な場合を別にして、それぞれの理由を観察してみると、大きく分けて3つが個人のバランスで混ざり合っている。

①動物がかわいそうだから

②肉は健康に悪いから

③政治的視点(アメリカの過剰なフードビジネスによる搾取への反発)


まぁ、肉好きな人にとってはどの理由も矛盾点が気になってしてしまうのだが、これはおもしろい社会現象だと思う。

アメリカは移民が中心になって築いてきた国であり、食文化の歴史は浅い。

アメリカンといえば、なんだろうか? ステーキ?ハンバーガー?ホットドッグ?KFC? 

どれも、焼くか揚げるかはさむかだけのシンプルな料理だ。味は、油っこいもの、さもなければ生(サラダ)に2分され、調味料も塩か胡椒かケチャップをお好みで、というわかりやすい状態になっている。

えーっと、アメリカ料理の悪口を言いたいんじゃなくて(まぁ好きじゃないけど)、必死の開拓の過程で、安いもの、早くでてきてお腹いっぱいになるものが定着していったのだと思う。

でも、食文化が浅い=中国みたいに医食同源なんていう文化的な食育の知識がないわけだから、みんなが安けりゃ安いほど、お腹が満たされれば満たされるほどいいという”量”重視で食べものを求める。

しかも資本主義万歳の国なおかげで、需要が増えるほど大手のファーストフードやスーパーマーケットがどんどん提供にまわって大もうけ。彼らはコストを下げることに全力を尽くすため、”質”はどんどん悪くなる。


この悪循環によって、肥満をはじめとする健康被害がかなーり深刻だ。アメリカ人は身体が縦にも横にもデカイ。政府や大手フード会社に対する信頼はぺらぺらのトイレットペーパー並みである。

例のマクドナルド肥満促進責任の訴訟事件も、深刻な健康被害をかかえる方たちの、信頼を裏切られた悲痛な叫びなのだ。

そもそも資本主義最前線の国で信頼なんてなぁ甘ったるい幻想だ!といわんばかりに、みなさん自分で自分の身を守るという自己防衛の意識は高いようだ。

ごはんまでも金儲けの対象にされかねない状況ならば、周りに対して疑り深くなるのもしかたないのかもしれない。

b0186354_2041144.jpgアメリカの食ビジネス批判である“Food. Inc”の代わりに、ドキュメンタリーというより隠し撮りサスペンスである"THE COVE” が2010年のアカデミー賞ドキュメンタリー部門をとったのは記憶に新しいが、あれもアメリカの政治的思惑からの苦し紛れの選択に思えてならない。
(だって、サスペンスはドキュメンタリーじゃないよ…)


大手チェーンのホール・フーズからボランティア運営のCO-OPまで、ヘルス・オーガニックストアもいたるところにあり、お客はちゃんとラベルや栄養表示を見て買い物をしている。

自分や家族が口にするものはしっかり知っておきたいという気持ちは、とくにアメリカではよく分かる。モノを購入するということは、その流通システムに賛成・反対の一票を入れることと同じ、という社会的な責任感を持っている人が周りには多い。

そういうセルフマネージメントの延長がベジタリアン宣言というわけだ。

個人的には、肉は成長期に一生分食べつくした感があるので未練はないが、魚を食べるなといわれたら翼をもがれた鳥のような気分になるだろう。日本の魚料理の文化はつくづく素晴らしいのひと言に尽きる。

日本でベジタリアンがNYほど流行らないのは、

日本料理の伝統がしっかりしているおかげで何を食べても美味しいこと、

文化的な食育によって自分で食べものを選択できる自信をある程度もっているため口にするものにあまり不安がないこと、

協調性が強く、鍋料理のようにみんなと同じものを食べる一体感を重視していること


が関係あると思う。マクド訴訟が笑いネタになる文化というのは、ある意味幸せなことなのだ。

宗教上の理由以外では、アメリカ料理がまずいからニューヨーカーはベジタリアンになっちゃうんだと思ってたけど、そんなに単純なことでもないみたいだ。これは現代の食にまつわる文化人類学の話だ。

“What’s inside?” “Amazing!”を連発して肉以外は何でもとっても美味しそうに食べる偏食中年Sをみながら、なんだか無性に気になってしまうニューヨークのベジタリアン事情なのだった。
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関連記事
気分はフラッシングで飲茶?
それとも第3のチャイナタウン・サンセットパークで飲茶?b0186354_11414354.jpg

歯医者さん、とっても丁寧で良心的で麻酔も上手だったそうです。 Maho 

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by zhensui-maho | 2011-06-30 21:13 | Essays
またまたヴィッキーです!

ゴぶりんの襲撃やお湯のメンテナンスで荒れるわが共同アパートだけど、親友&ルームメイトであるアフガニスタン人のSahar(サハール)のお父さまとお母さまが泊まりにきたよ。

お話したことはあったけど、ヴィッキーがお会いしたのは初めて!

なんとわたしら日本人コンビとSaharのご家族は、サンクスギビングをフロリダのおうちで一緒に祝っちゃうくらいの仲なのだ。

…でも実はそのときに付き合ってた人とメイシーズのパレードをみる約束をしてたから泣く泣くお断りしたの。いっぽうご馳走ときいてウハウハなMahoは、EIKOを誘ってちゃっかりクレイジーなマイアミデイ&ナイトまでも満喫してたのでした。

いいもん。ピカチュウかわいかったもん。
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ま、サンクスギビングは置いといて。

28年前に移民してきたサハール一家。

お母さまのシャイマは移民前のアフガニスタンでは文学とフランス語の教授をしていたんだって。こっちにきてからはフロリダのビジネス街にレストランを経営してるよ。

なぜ先生を続けられなかったかというと、彼女が移民してきた当時、アメリカでは移民の人たちは高い知識が必要な専門職にはつけなかったそうなの。

それは、信用されなかったからっていうことだけじゃない。弁護士とか教授とかの専門知識を使う仕事に就くためには、母国で受けたのと同じ難しいテストをもう一度英語で受けて通らなきゃいけないからなの。

もちろん英語なんて話せなかった彼女はせっかく頑張って積み上げてきたスキルを生かす場所がなかったんだ。でもなんとかお金を稼いで子育てしないといけないから、得意のお料理を仕事にしたんだそう。

自由の国っていわれるアメリカだけど、移民の人たちはかなりシビアな差別に耐えて、我慢強く頑張ってきているんだよ。

言葉も話せない見ず知らずの国で子育てかぁ。母国に誇りをもつように文化や言葉も教えたいし、差別に負けない根性を教えたいし、とってもたいへんそうだよね。

そういう信念があったからか、3姉妹みなとても優等生なの(おまけにめっためたの美人!)。

なにをやってもアメーズィング(驚きよ!)! ワンダフォー(素晴らしい!)! インクレディボー(信じられない)! と言ってもらえるスポイル自己中エゴアメリカンのキッズたちとは結果を出すことへの真剣さの度合いが違うのだ。

お父さまのアリ(彼も母国では教授)はお仕事の関係で日本にも行ったことがあるそう。アフガンの女性と日本の女性は恥じらいの美徳・なでしこぶりはじめ共通点がたくさんあるから一緒に住むにはもってこいなんだって。

一緒に住むか旅行しないとその人の本性は見えてこないという意味深なお言葉も。たしかに。
というわけで、VickeyとMahoとSaharは晴れて両親公認の仲に。ぱちぱちぱち038.gif

狭いアパートだけど、おかげさまでとっても楽しい週末だったよ。彼らの強い絆に心があったかくなって、ちょっと日本のみんなが恋しくなったりもして。
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Sahar and Shima. Big hug!!!

それにしても、アフガニスタンからの移民のみなさんのように、自分の国から必死で逃げてくるっていうのはどんな気分なんだろう。みんながみんな脱出できるお金とチャンスがあるわけではないから親戚や友達とも離れ離れになっちゃうだろうし。

わたしも日本が地震のときは国を思う気持ちをあらためて感じさせられたし、ちょっと考えさせられるよね。様子の変わったわたしを気づかったフレンズの言葉には、

“ぼくも自分の国が戦争の真っ只中に話し相手が欲しかったから、いつでも話しきくよ”とか、
“わたしの国もいろんな問題があって胸が痛いから、気持ち分かるよ”


なんていう思いやり爆発なものが多かったの。ついでにハグも。じーん。母国を思う気持ちは世界共通だね。

アメリカ、とくにNYでは、母国にいろんなヒストリーを持つ人たちと親しくなるからこそ、いろいろと心が成長することがあるよ。

アフガニスタンは、自分の国もたいへんな状況の中、とても気持ちのこもった義捐金を余震で揺れる日本にまっさきにおくってくれた。

他人の困難な状況を引き受けてあげることはできないから、せめてその痛みを分かるような人間になりたいです。

b0186354_8162315.jpgそうそう、ちょうどマンハッタンにきてたモニカも朝ごはんに呼んだんだ。で、シャイマ・ママからアフガニスタン家庭料理をちょっとだけ教わったから、紹介してもらうね。
←Muradi families。Where is Maho?

シャイマママ、いつもごちそうさまです。ではモニカ、よろしく!


b0186354_8181291.jpgby Vickey b0186354_11414354.jpg

こないだのビクラムヨガの症状、立派な脱水症状だとコメントをいただきました。あぶないあぶない。挑戦する方はぜひお気をつけて。Maho

→過去記事、お肌つるつるでデトックスのビクラムヨガ効果
 

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by zhensui-maho | 2011-06-26 08:48 | Essays
ヴィッキーだよ!

朝のクンダリーニヨガのクラスで、ニューヨーク歴15年の友人Mと話していたときのこと。彼女はYahooニュースとかマメにチェックしていて、日本の事情にくわしいのだ。

(M) あのさ、なんて言ったっけ、植物性男子の次はね…



…間。




それをいうなら草食系男子だよね? 

もう動物ですらなくなっちゃって、ますますテストステロンが薄くなっとるじゃないか!!!



ま、それはよしとして、草食男子がどうしたって?
b0186354_8103887.jpg
ボクのこと?

(M) 今度は、ひとりで全部済ませちゃう光合成女子っていうのがでてきたんだって!

へ〜!

だれだ~そんなおもしろい名前付けたのは!!

もしかして日本のみなさんはもうご存知なの?

さっそくググってみますと、これは服装・生活習慣・パーソナリティ全体を含めた“草食系男子”の定義とはちょっと違って、性欲を自分で処理するっていうピンポイントのことみたい。

そもそもあんまり流行ってないみたいだけど。

広告プロデューサーの湯山玲子氏という方が定義した新タイプのよう。いやぁ、広告界の人って言うのは、ネーミングのセンスがあるね。

ところで、草食系男子といえば思い出す某大手広告代理店D通のS部長の言葉。

ニューヨークで出会ったこのおもしろい人物のことをここでちょっと紹介するね。

この人はまさにバブルの生き残り。しかも天下のDですから奥さん、 “ぎろっぽんでシースー” なんてコトバを彼ほどサラッと嫌味なく言えそうな人はいないんじゃないかな。(言わないけど。)

そして彼ほど肉食の男子もあんまりいない。しかもなんと、その肉食ぶりは某雑誌によって証明されてるときたもんだ。

実は、“いつでもどこでも○○ニーしちゃうD通のS部長”というキャラで漫画にもなっちゃった名物部長なんだよ!それゆえ一部では有名人のはず。

ストーリー(といえるのかわかんないけど)は基本的に、映画館で、ジェットコースターで、飛行機(ファーストクラス!)で、どこからともなく…

カクカクカクカクカク…

という、とんでもなくしょーもない漫画であります。

あ、なんかもろもろすみません。

ごほん。とにかく、S部長はそんなバブルの天然記念物感も、肉食丸出し感も、話すと伝わる純粋なハートも、全部含めて愛嬌になってみんなが集まってくるという、おちゃめでかわいいいクリーチャーでございます。

あ、もちろん仕事もすごくよくできるんだよ。念のため。


“草食男子っていうのは、モテない女の言い訳だね。おれからすりゃ、「おめーに草食なだけなんだよ!」って言ってやりたいよ。(おちょこをくぃっ)”

これが、すこーん!!と妙に納得させられたS部長語録であります。

われらがS部長がどうかこの先捕まらずにそのジャーニーを継続できますよう祈るばかりでございます。笑


そしてもうひとつ”草食男子”ときいてわたしが思ったのは、草食と呼ばれる日本の男の子の何割かはゲイなんじゃないかってこと。

ニューヨークでは日本人のゲイの男の子にたくさん会うけど、日本では数えるほどしかあったことない。

これってわたしがまだ若かったからもあるけど、みんながカミングアウトしにくいってことの表れで、実際はセクシャリティーをクローゼットの中にしまい込んでる男性陣がたくさんいるんじゃないかな。

ま、ともかく、知らずにゲイの男の子たちに恋しちゃう女の人も含めて、気になる彼が自分にまったく興味のないことにイラついた女たちが、

“彼は草食系だから、しょうがないよね。まったく。”

とかって男子側を非難して盛り上げたのも草食男子普及の一因かと思ったのよ。

でもでも、日本女性のみなさん、光合成ってちょっと、そこは自給自足するとこじゃないよ!!草食・肉食を超えてもはや植物カテゴリーとなった日本の男女関係では、子孫繁栄が心配だもん。

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光合成してても、肉食な花はあるけれど。

b0186354_864646.jpgあ、でも光合成女子だったら、草食系男子からはアプローチされやすいし、植物性男子とは自給自足同士で平和ないい距離感で、バランスよくうまくやっていくかしら、なんてね。

ちなみに、ニューヨークの女性はキャリアも恋も肉食が多いよ。

by Vickey

b0186354_11414354.jpg日曜はトニー賞の発表でした!あぁ、またブロードウェイ観に行かなくっちゃ。 Maho 

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by zhensui-maho | 2011-06-15 08:36 | Essays
ハロー、ジャックでーす!

 日本時間は日曜の朝から、9・11の おっもーい話題の続きだよ♪
 まだの方は、PartⅠからどうぞ → 9.11 Memorial Monologue Part Ⅰ

 そうそう、タワーがふたつも崩壊しちゃったもんだから、すっごい量のチリがこうブワァーーッと舞い上がったんだけどさ、なーーんとその「煙の塔」は、2週間たってもずーっと同じ位置でゆらゆらしてたんだよ。その形がね、本当にツインタワーにそっくりだった。

 なんでかって? うーん…そうだね、それだけ衝撃の威力が大きかったってことだろうし、

Part of the reason was because of such a beautiful week. No strong winds. I’m not kidding you.
(その理由として、とても美しい一週間だったから、ということもあげられるでしょう。強い風はまったくありませんでした。これは、冗談ではありません。)


b0186354_6344690.jpg写真:気持ちいい秋晴れの日のダウンタウン。ブルックリンから。

 おっとぉぉークリスティーナ?、そんな目でボクを見たってだめだよ。I swear, 誓ってもいいけど、これは冗談じゃないんだから!ほんとインセ~ィヌッ(ありえな~い)だろ?!

 だってね、これ以上ないほど美しい澄み切った秋晴れの空にさ、ツインタワーのゴーストが、いつまでも自分の亡き骸のうえに立って、ボクらをを見下ろしてるんだよ。あぁ…気味が悪かったぁ~


NY is famous for having full of self-centered people. But, for the first time and the last time, people were thinking about others.
(ニューヨークは自分のことしか考えない人があふれていることで有名です。しかし、最初で最後にして、人々は他の人のことを考えました。)
 

b0186354_751856.jpg そうだなー、2001年の残りの4ヶ月弱だけで、たぶんNYの20年分の、

「Are you OK? (あなた大丈夫?)」
「Is your family OK? (家族は大丈夫?)」 
「Are your people OK? (お友達は大丈夫?)」


って言葉が交わされたんじゃないかな。
b0186354_6373333.jpg 一週間後くらいに入ったスタバの店員ですら、ボクに「お友達は大丈夫?」って聞いてくれたからね。ボクが同じ質問を聞き返したら、彼は「(死んだのは)ふたりだけで済んだよ。」って言ってた。

 本人もつらかったから、心配してくれたんだろうね。
  右:このとき亡くなった方々。Musiumから。
b0186354_7165938.jpg 左:遺品のぬいぐるみ。灰をかぶって灰色。
 NYみたいなとこにいたら他人に関心なんか持ってらんないよ!昨日も話したじゃない? 他人のことなんて、ましてやその家族や友達なんて、ほんと、どぉーでもいぃ☆。
 でもそんな街全体がこんな風に一瞬で変わっちゃうんだから、すごいことだよねー。
b0186354_7112384.jpg もうね、街全体がお通夜をやってるみたいだったよ。総depression(うつ病)状態ってやつ?たくさんの広場で追悼の儀式が行われて、どこもかしこも深い悲しみにつつまれてたのさ。

 写真:新しく復興中のツインタワーの跡地。
 あのときのNYは、言ってみれば「負」のエナジーが充満して一触即発の状態だった。いつ火が点いてもおかしくないって感じ。

 こういうエマージェンシー(緊急事態)のときには、悲しみ、恐れ、怒り、絶望なんかの行き場のない負の感情に街中が支配されちゃって、犯罪が起こりやすくなるよね。

 ゴーストタウンみたいになっちゃったダウンタウンでも、空き巣が多発したみたい…。違う意見の衝突による殺し合いや、関係ないイスラムの人をターゲットにした犯罪もあったみたいだよ。

 パニックになると視野の広さが失われるから危険だね!こういうときこそますます報道に携わる人たちの冷静さとモラルが求められるんだと思ったよ。ニュースや新聞が持つPOWERはとてつもなく大きいよね。なにか大きな事件にあったときには、みんなが少しでもはやく冷静さを取り戻して、そうしたExtremeな二次犯罪が減ることを祈るよ。

 ともかく、この日は歴史的な日だよ。なんせ世界をリードする大国アメリカだからさぁ。ニューヨークにとってはもちろん、アメリカにとっても、世界にとっても、この事件は大きな意味があったんだと思うよ。

I think that in time, the history looks back, the whole twin tours would be seen as the beginning of the end of capitalism.
(私の考えはこうです。そのうち歴史を振り返って、このツィンタワーの一件はきっと、あれが資本主義の終わり始めだったんだとみなされてることでしょう。)


b0186354_6434943.jpg まぁそんなわけでその後は、みんなも知ってる通りBush主導の報復攻撃を経て今に至っているってわけ。

 たしかに、個人はひとりひとりいろいろとこの日の惨劇からなにかを学んだと思うよ。ただね、これはボクの個人的な意見だけど、アメリカという国自体が、9・11からなにかを学んだとは思えないんだ。その後のアメリカのアティテュードをみて、みんなはどう思う?

 それだけが、とっても、とってぇーーーーも、残念でならないよ。

 はっきり言わせてもらうけど、Bushのおこなった報復攻撃をボクは支持しない。戦争はリスクが大きすぎるよ。失うもののなかでもっともかけがえのないものは、人の命だよね。じゃあ反対に、得られるものといったら、国や政治の体制維持かい?No, No, やっぱりボクは戦争には絶対に反対だよ。

 国だって、結局はヒトひと… の集まりなんだから!ボクたちヒトこそ財産なはずだよ☆

 ちなみにね、ニューヨークはアメリカの中では、政治的にとってもliberal(自由主義)って言われてる。 「NY is not America.(ニューヨークはアメリカじゃない)」って、クリシェ(決まり文句)でよく、アメリカ旅行の一番はじめにNYに来ちゃった観光客が言われるじゃない?

 それはさ、文化とか人種のサラダボウルぶりもそーなんだけど、政治についてもなんだよ。ニューヨークの世論は独特で、アメリカ全体の世論とは一致しないことも多いんだ。

 Bushが当選した当時、周りの人間はボクも含めて まさか!と思った。マムなんてうちで悲鳴を上げてたよ。ニューヨーカーの大多数が、Bushじゃないほうの候補が当選すると思って疑ってなかったから。

 だから、Obamaの当選ときも最後まで心配だった。周りの支持はObama一色だったけど、どんでん返しの前例があったからね。でも今回は、予想の通り彼が大統領になって、みんなで胸をなでおろしたのさ。ちなみに、マムはこのときも悲鳴を上げてたよ。今度は喜び のね☆ ところで、なんで日本ではモノマネのプロ・コメディアンまで出てきてあんなにウケてたわけ?

 まぁ、ともかぁく!ボク自身もひとりのアメリカ人として、同じ国民の大多数がBushのようなmacho (マッチョ。日本でいわれてるような筋肉ムキムキという意味ではなく、男らしさを売りにしたという意味よ!)な男を当選させ、報復攻撃と戦争を支持したという過去の事実は厳粛に受け止めなければならないね。愛国心はときに凶器になるんだ。だって、テロ直後の彼の支持率、90%だよ!?
 
b0186354_6501726.jpg ま、ともかくさ、ボクが言いたいのはこうよ…
 
 そろそろボクたちは、歴史から学ぶべきだってこと! 高校のつまんない“歴史”とかなんとかの教科書から唯一学べることといったらさ、人類がいまだかつて、歴史からなーんにも学んできてない!! ってことだよね。

Greatな皮肉じゃん!うん。

 これにはカッコ苦ワライ(苦笑)だよ。
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写真:子供たちによる平和への願いがつづられたアート。Musiumから。 
 
 しかも、を開発しちゃったってことはさ、

 地球を何十回も全滅させられるだけの兵力を手に入れたってことだよ。つまり、戦争に勝つために開発した怪物のせいで、むしろ下手に戦争を始められなくなっちゃったってことじゃない。だって自分も一緒に死んじゃうから!! もはや、がけっぷちなのだ!
 人殺し戦争を大昔からくりかえし続けて、科学の進歩とともにどんどん破滅に向かっていくなんて、バカらしいったらないよね。せっかく頑張っても、 +-ゼロなんて。I'm SOOO sorry.

Where the hell are we going?  (ボクらはどこへ向かってるんだろう?)

 Nowhereじゃないことを願うよ。

 ともかく!こんな時代だからこそ、恨みの連鎖を一刻も早く止めなければいけないと思うね。今からでも遅すぎることはないはずだ。絶対に。

b0186354_6332070.jpg まぁともかく、NYにきた際にはグラウンド・ゼロに行ってみるといいよ。ちなみにセットで観光のコースにされるCentury21は、その後にしといたほうがいいよ!どうせ両手にいっぱいいっぱいショッピングする気なんだろ☆

By Jack

関連記事はこちら
9.11 Memorial Monologue Part Ⅰ Jack(9/12)
わたしが感じたNY Maho(7/8)

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 ワールドトレードセンターの跡地グラウンド・ゼロは、今やもっとも人気の観光スポットのひとつになっています。工事が進むその現場は、通り過ぎるだけで独特の雰囲気を感じます。実は、わたしはまだどうも行けません。Kana&Haruka、今回の写真どうもありがとう。亡くなった方々の安らかな眠りと、ご遺族の方々の明るい未来を心よりお祈り申し上げます。 Maho
 

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by zhensui-maho | 2009-09-13 08:27 | Essays
 Hello, everyone!ロングアイランド生まれ、正真正銘Made in NYのジャックです!

 初登場だよ。Nice meeting you guys !! 昨日からファッションウィークもスタートして、ますます浮かれてにぎやかなNYからお届けだよ☆ 

 …でも、そんなファンシーな話題は、MahoとかNatalieとからへんで勝手にやっててって感じ。ボクはもっとエデュケーショナル(教育的)に行くからね!

 写真:復興が進むグラウンド・ゼロb0186354_9572384.jpg
 みんなもご存知のとおり、8年前の今日・9月11日は、ニューヨークで同時多発テロ事件が起きた日だよね。
 
 ワールドトレードセンターがあった場所は「グラウンド・ゼロ」になって復興が進んでるし、
b0186354_9591458.jpg あのときはほーんと街全体がうつ病みたいだったニューヨークだけど、もうすっかり元通りの活気を取り戻してる。
 でもね、ナイン・イレブンが落とした影は街のいたるところで消えずに残ってるんだよ。
 右:ウェストビレッジにあるフェンス。追悼のメッセージを書いたタイルでいっぱい。
 下:アスタープレイスの信号機にも、9・11の文字が。

b0186354_1013422.jpg いやー、いきなり初登場でいきなりDeepでしょぉ。
 あのときはショックが大きすぎて、多くの人がそのMourning process(哀悼の過程)に時間がかかったし、いまだ受け入れられない人もたくさんいるんだろうと想像するよ。

 でもまぁ、NYにいるならこの事件のことは避けられない話題だよね。ここは、トレンディにいこうよ!ボク、メンバー内で唯一のニューヨーカーで、しかもいちおうティーチャーだからさ、そういうディープな話題も取り入れつつ、せっかくだし英語も混ぜてお送りするね。じゃあじゃぁ、 
Here we go072.gif

 「Where were you on Nine-Eleven?」 was the Question of the year. 
(「あなたは9月11日どこにいた?」は、その年を代表する質問でした。)
 

b0186354_1051880.jpg ボクのケースを話すとしよう。何を隠そう、あの日はボクがこの学校に赴任した初出勤日だったんだ!すごい偶然だろ?

右:秋晴れのダウンタウン。ここからならツインタワーもくっきり見えたはず。 from リバティ島
 うだるような暑さが少し名残惜しい夏の陽気と、日に日に空が突き抜けるように高くなっていく秋の気配が入り混じった、気持ちよーく晴れた日だった。もうね、雲ひとつない真っ青な空で、さわやかとしか言い表しようがないんだよ!ボクの門出を天が祝福してくれてるって思ったよね!    

 お気に入りのストライプがcoolなシャツを着てさ、もうそれはそれは張り切って地下鉄に乗り込んだんだ。だってクラスに遅れるわけにはいかないじゃない?なんせ初日だもん♪

It was the most pristine day you can imagine.
(想像し得るかぎり、いちばん汚れのない、澄み切った日でした。)


 でも、地上に出ると異変に気づいた。なにやらみんながざわざわしてたんだよ。それが9時、9時半くらいだったかなぁ。

 「ダウンタウンでビルに飛行機が突っ込んで、電車が止まっているんだって。パイロットが心臓麻痺したらしいよ。」

 なぬ!?ぼくのインぷォータント・デイ(ココ一番のたいせつな日)に悪い冗談はよせやい!!と思ったんだけど、なんか人がどんどん増えてきて、ただならぬ雰囲気だったんだよね。気づくと、あっちをみても、こっちをみても、歩く人歩く人歩く人…でストリートはごった返してた。こんなんだったからさ、初出勤によるアドレナリンみなぎるボクだって、さすがに異変を察知するよね。

b0186354_1072511.jpg そんでさ、飛行機が突っ込んだのが事実だったこと、それが「事故」じゃなくて「テロ」らしいってことが、わかったんだ。実際見た人は、その光景たるやすさまじいものだったと思うよ。
  右:「MAY WE NEVER FORGET」(わたしたちは決して忘れないでしょう)。消防車と煙を吐き出すツインタワーを描いた壁の彫刻から。

 ともかく、えらいこっちゃ!と思って携帯を取り出すと、かろうじて機能していた。とり急ぎ、マムと妹に電話して、
I’m alive. (生きてるよ)」って報告。そしたら、長い長―いため息と一緒に、
Oh…………」って第一声が返ってきた。
 マムも妹も非常時の反応がまったく同じだったのは、さすがに親子だなぁ、なんてのんきに思ったのをなぜか鮮明に覚えているよ!

 …まぁ、それはいいとして、マムは、「There is not gonna be school(授業なんてないでしょうよ).」とボクに帰るように言ったんだけど、どっこいこの日はボクの初めての出勤日よ!?何があろうとも学校にたどり着かねばならない。そう、なにがあろうとも!

It was a very strange day. It is impossible to explain if you weren’t here.
(とても奇妙な日でした。あの日この場にいないと、それを説明するのは不可能です。)


 ほっとんどの店は閉まっちゃってた。たくさんの人が道路にあぶれて、ただただ黙り込んで、ぞろぞろとストリートを歩いてた。

 おかしかったのはね、そんなに多くの人があふれているにも関わらず、悲鳴みたいなサイレンの他はなにも聞こえなかったってこと。みんな黙ってるんだよ。うわー、本当にたいへんな何かが起こっっちゃったんだーっ…てことだけは、ボクにもヒシヒシと感じられたよ。

And Quiet. New York has never been quiet, but it was quiet.
(静かでした。かつてニューヨークが静まったことは一度もありませんでした。しかし、あれは静寂でした。)


 14丁目あたりにはIDをチェックするセキュリティの人間が壁をつくっていた。そこよりも南の交通は、封鎖されてほぼ機能してなかったよ。

 ともかくさ、ダウンタウンまで歩いて学校に着いたわけだけど、開いているはずもないよねー、you know. ま、とにかくそれを確認したらそれでよしってことで☆

 そんでイーストハーレムのボクの家まで引き返すことにしたんだけど、なんだか頭がごちゃごちゃだったから、それを整理しなきゃと思ったんだよね。だから、すごい数の人の流れにのって、徒歩で帰ることにしたんだ。ボクにはMadison Avenueはファンシーすぎてめまいがするから、その隣のLexignton Avenueを北上したの。その数80ブロックだよ!クレイジーだろ?Yes!

b0186354_10134950.jpg ギンギラギンの9月の太陽に照らされて、ぼくらの影は真っ黒。それをみーんな重たそうに引きずりながら、ずーーーーっと無言で歩いてるんだよ。

写真:青く澄み切った9月の空

 こんな日だったからさ、はるばる家に帰り着いても、なーーんにもする気になんなかった。でさ、ベッドの上でひざを抱えて、その体育座りのまままる一日を過ごしたんだ。こんなこと生まれてはじめてだよ!!
もう、異常だよI・JYO・U!

 夜もとても静かだったな。聞こえるのはサイレンの音だけでさ。不気味なくらい静かな、長い長ぁーい夜だったんだ。

b0186354_1011245.jpg ボクが自分でも驚いたのはさ、レキシントンアヴェニューを北上しているときなんだけど、服とか髪形とかでわかりやすーく主張していらっしゃる特定の宗教あるじゃない? そういう方々に対して、いつもと違う感情をおぼえたことだよ。
 誤解を恐れずに言うけど、彼らのことを、とっっても自分勝手だと思ったんだ!へんてこな帽子やターバンなんて全部とってしまえ! Whatever!! 今はみんなが宗教とか関係なく協力しなきゃいけない非常事態なんだから!!! …ってな具合にね。
写真:今も絶えない追悼の花束。グラウンド・ゼロ

 普段はそんなことまったく感じないのに不思議だよねぇ。ニューヨークで、ボクは他人に関心なんて持ってらんないからさ。

Interestingly, people who were not from America felt out of place, because, this whole American feeling came out.

(興味深いのは、アメリカ出身者ではない人たちが、その場にふさわしくない居心地の悪さを感じたことです。なぜなら、まるまる”アメリカ人”としての感情が、人々のあいだに沸き起こったからです。)


b0186354_10383468.jpg きっといろんなmistakeが重なったのさ。テロリストたちはどうやってビザをとって出国したのか?どうやってセキュリティを突破して機内に危険物を持ち込んだのか?Nobody knows!だよね。
 …いや、実際はSomebody know なんだろうけどね。

写真:自由の女神がマンハッタンのビル群を支えている。Musiumから。
 ともかく!あの惨劇は、ひとつひとつのミステイクがぜんぶ積み重なって招いた悲劇だったんだといえるね。

(9・11同時多発テロ Memorial Monologue PartⅡつづく)

b0186354_9542726.jpg あーあらためて思い出すと、覚えてるもんだねぇ。ちなみにボクの一番好きなトピックは人種差別さ。この日もいろいろ考えたよ。当日の詳しい様子や、その後のアメリカの報復攻撃について、つづきはまた明日ね。Bye☆ 

By Jack


b0186354_11414354.jpg ジャックは明るく話していたけど、あのときにNYにいて、殺されるほどの敵意を目の前でくらったというのは、きっとものすごいことなんだと思います。わたしが事件を忘れないことが、少しでも亡くなった人たちやその家族のみなさんの供養の足しになりますように。 Maho 

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by zhensui-maho | 2009-09-12 11:23 | Essays
 Hi, アマンダです。

昨日のつづき。

 アンジェリカキッチンには、7人がけのコミュニティテーブルがある。日本では他人同士が相席っていうのはあんまり喜ばれないけども、ここのはいつもにぎわっている。
 
 このNYらしい光景に、わたしはひとつの思い出がある。

 夜の7時過ぎになると、リリーという、おしゃれボブの髪型がよく似合う、小柄で上品な90歳を超えたマダムが、このアンジェリカキッチンにひとりご飯を食べにやってくる。そしていつも、コミュニティテーブルの誕生日席に座るのだ。
 
 リリーは歯が丈夫ではないので、メニューには載ってないスペシャル料理を出してもらっているそう。わたしが覚えているときのご飯は、お粥みたいなやわらかいものだったと思う。
 
 ほぼ毎日、同じ時間、同じ場所。もうこの店の日常風景のひとつである。

b0186354_114768.jpg ワシントンスクエアからも歩けます。10分くらいかな。

 わたしも、ひとりのときは、コミュニティテーブルに座りたくなってしまう。英語の勉強にもなるし。他人の食べてるものもチェックできるし(笑)。

 初めてリリーとお話しした夜は去年の冬。雪の降る寒い夜だった。いや、ニューヨークの冬は、「サムい」というより、もはや「イタい」といったほうがよい。

 顔見知りの常連さんも何人かいたみたいだったが、他人同士でわたしをふくめて7席すべてが埋まったその日のテーブルは、めちゃくちゃ盛り上がった。  

 外に人が並んでいるにもかかわらず、リリーもふくめ2時間以上同じ顔ぶれで居座り続けた。しらふでハタ迷惑なわたしたち!笑。とても楽しい夜だった。

 …しかしだ。話がはずんでいる最中に、突然リリーがうたた寝しだした!
 
 リリーをよく知っている風の常連客のひとりが、

「俺は今まで、リリーがこんな風に寝ているところをみたことがない。EVER(エバー=決して)。」

 とか言うもんだから、こりゃたいへん!! リリーは体調が悪いのか!!? なんせ90歳超えのマダムである。みんな心配して、ざわざわしだした。

 そこで、店員歴がいちばん長そうなアレックスが様子をみにやってきた。彼とひとことふたこと交わし、しばらくして目を開けた彼女は、「I'm so tired (=疲れたわ)」とひとこと。そしてすぐに帰ることになった。アレックスは慣れたものごしでさっとタクシーを呼びに行ってくれた。
 
 アレックスが言う。

 「リリーは、ほぼ毎晩ここにきて、いつもこの席に座り、毎回スペシャルメニューを食べて、食後は少しのんびりしてから必ずトイレに行き、だいたいタクシーで帰るんだよ。それが一連の流れなんだ。食事中にウトウトしているのは今日だけのことではないから、心配はいらないよ。」

 それでもやっぱりちょっと心配だったし、ちょうど宿の方向が一緒だったから、トイレから戻ってきたリリーに声をかけて、結局その日はわたしが送っていくことにした。

b0186354_1164581.jpg 車の中で、リリーはずっと話をしてくれた。彼女は元アーティスト(本人はFamousだったって言ってたぞ)で、2年前に亡くなっただんなさんが生きていたときからずっと毎晩のようにアンジェリカキッチンにやってくる常連さんなんだそうだ。

 きれいな月明かりに照らされたマンハッタンの道を走るタクシーの中で見た、だんなさんのことを話す彼女の、うれしそうな顔・悲しそうな顔は今でもはっきり覚えている。なんかせつなくなっちゃって、ちょっとジーンとしたのだ。

 そうか、リリーは毎晩、だんなさんに会うためにきているんだ。
 
 ここは、ひとりの女性の人生の、だいじな舞台のひとつになっているんだ。

 この店には、決まりきったお堅いマニュアルはない。そこにはちゃんと"ひと"がいる。

 個人のコンディションに合わせたスペシャルメニューを出してあげたり、外には行列があるのに長々と居座りつづけてますます盛り上がっていく客を、気持ちよくほったらかしにしてくれるアンジェリカキッチンのみなさんの心の広さには、つくづく頭が下がる。あくまでお客が料理を楽しむことをいちばんに考えてくれている。

 その感謝の気持ちはチップで表現しておくことにしよう。これぞ、アメリカ式の、お店とお客の対等のコミュニケーションなんだろうと思った。義務でのチップは損した気分になるけど、こういうのなら、いいよね。

 真冬のイタサムさの中、見ず知らずの大都会にひとりぼっちで留学にきているわたしに、NYのあったかさをじんわりと感じさせてくれた、ここはそんなだいじなレストラン。

Angelica Kitchen Info
 300 East 12st (bet 1-2 Avenue) Tel:212-228-2209
 HP に詳しい情報あり → アンジェリカキッチンHP (英語)


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 肉食獣のあなたも、たまには体と心にやさしいベジタリアンなんてどうだろうか。
 もし、夜にここに行くことが会ったら、そっとリリーを探してみてね。

by Amanda

b0186354_11414354.jpg
 本当にサービスのよい店って、店と客の両側から、人と人とのコミュニケーションがちゃんと感じられるアンジェリカキッチンみたいなところのことを言うんだろうな、と思いました。ちなみに、ここはカード払いは無理なので、お会計はキャッシュかチェックでお願いします。 Maho


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by zhensui-maho | 2009-08-20 01:33 | Essays