俳優Mahoと、日頃から美・健・攻に努める10人の仲間たちのNYサバイバル生活。New York based actor Maho Honda's official blog!


by zhensui-maho
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楽園に招待されたハト

ヴィッキーだよ!ごまめ日記7日目。

今日は待ちに待った、ごまめ社交界デビューの日。

そう、ハトエキスパートのH&K夫妻のお宅にお邪魔するのだ。

明らかに目立つ真っ赤な猫バッグへ注がれる周りの視線を気にしないようにしつつ、地下鉄に揺られてQueensまで。

駅からHに連れられてお宅へ向かう途中、ワイフKは、新たな病気のハト捕獲にトライしていた。(この日はうまくいかなかった。)

お部屋に入った瞬間、かわいいハトたちがお出迎えしてくれた。1羽ずつ紹介してくれるHとK。ハトの顔で違いが分かるらしい。そういうもんですか。

おうちの中は、まさにハトの楽園だった。ソファーには糞よけの布がかけられ、リビングの真ん中にあるテーブルはハトの餌置きになっている。隣のベッドルームには病気やリハビリのために隔離したハトたちがおり、なんとH&Kはリビングのソファーで寝ているのだ。

なんという愛情。ベッドルームまでもハトたちに明け渡すなんて。

今まで知らなかったが、ハトは飛ぶときにきゅきゅきゅきゅっと音がする。ゆえに飛ぶと結構迫力がある。

H宅に住むハトは、1羽1羽性格が違うようだ。若いほどテンションが高い。毛繕いも全力でやり、落ち着きがない。対して、卵を守る父は、ぬいぐるみと間違うほどに微動だにしない。
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図書館モードでもまったくブレない、子守り中のハトさん。

1羽のハトが、わたしの肩に止まった。
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Kさんの頭にも。

ごまめとよく似た模様で、こういう白黒模様を、グリズルとうらしい。この子の名はにーにという。

どすんどすんとしか前に進めない、どんくささ全開のごまめに対して、余裕のカクカク歩きと鳩胸具合でエレガンスを醸し出すにーにさん。

いろいろとハトの知識を得たのだが、あまりマニアックになってもあれなので徐々に小出しにしていきます。

総じてわかったことは、ハトはとても頭のよい鳥であり、性質も愛すべきところがたくさんあるけど、人間の身近にいることで多くの誤解をされているということ。

Woody Allenが映画の台詞で”Rats with Wings”って言ったせいもある。彼の映画は好きだが、余計なことをしてくれたもんだ。

そして、あらためて、道路に落ちている髪の毛や糸やテグス(一番やっかい)が致命傷になるということも。

糸で眉毛を抜くお店がNYにはたくさんあるが、今度からそういうお店の前を通ったら、道に糸がちらばっていないか注意してみてみようと思う。

ごまめちゃん、かわい~ね~♥と、褒め殺しにしてくれるワイフKさん。

ここで、待ってました!ごまめを外に出す瞬間。

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お尻洗いも、エキスパートの手にかかればされるがままのごまめ。

ただ、今はハトの発情期らしいので、足の不自由なごまめさんが、周りの男たちによってたかってめちゃくちゃにされたら困る。

そうよ、男はみんなオオカミなのよ。

なので、目の届く棚の上にそぉっと出した。毛繕いをするたびに尻もちをつきつつ、しっかり立てているではないか。いいぞ。

途中、終止一番テンションの高かった若ハト・ミッキーが、スナックが盛り合わされた皿に、としまえんのウォータースライダーもびっくりの滑り込みダイブをかましたりして、大中小色とりどりのおかきが華麗に宙を舞ったりしたが、ニューヨーク歴の長いH&Kといろいろなお話ができた。

Wild Bird Fundみたいなボランティアの施設がなかったら、去年だけでも80羽以上のハトをリハビリさせて空に放したH&Kの負担も莫大なものだっただろう。

DAILY NEWSにおっきく載った、H&Kの活動を取り上げた写真付き記事も、ぜひあわせてご覧ください。

DAILY NEWS 2,17,2012
This Queens couple's lifestyle is for the birds; they rehab injured pigeons in their one-bedroom apartment


ご近所の人たちは、この記事のおかげもあってか(けっこうみんな読んでいたらしい)、H&Kのハト救助活動にとても好意的なんだそうだ。

と、ふとみたら、ごまめが雄ハトと威嚇し合っている!!慌てると余計にヨタヨタし、完全に丸腰。うまく抗戦できていない。

つまーり、ごまめはオスだったのだ!!!おまいはオオカミのほうだったか!!

ソファーの下や廊下の角など、人っけ(はとっけ)がないところへたじたじと移動し、流し目でこちらをチラ見している(流し目はいつもか)、軟弱なごまめさん。
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いじけているんだろうか。

完全によそ者。壁の花。

存在感の薄いごまめへの関心も薄れ、ハトのことやシアターのことやハトのことやハトのことを話してまったりしていたとき、なんと、ごまめさんが飛んだ!!決して器用な飛びっぷりじゃないけど、体が重そうだけど、ごまめが飛んだ~~~!!!!(アルプスに咲くかわいい草花までみえてきました)。

と、思ったら、またもやミッキーがスライディング!!

なんでこっちの人間用の皿なんだ。ど真ん中にハト用があるではないか。色とりどりの人間用おかきがまたもやどっぱーんと派手に大爆発である。あたふたと拾うH&K。

ハトに振り回される人間たち。まったく飽きない昼下がりだった。

ごまめの低空飛行は、初回にしては上出来だよ、とHに褒められる。

集団で行動するといえども、ハト社会の競争は厳しい。たとえ飛べたとしても、しっかり歩けなければ餌にはありつけない。ごまめさんが歩けるようになるには、あと2週間くらいかかりそうだ。

そうしたら、今度は誰にも気圧されることなく、優雅に空を飛ぶんだ。

ごまめ日記は、8日目に続く。

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by zhensui-maho | 2012-03-22 04:51 | 拾いばと・ごまめ日記